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採用担当の私が、正直に書く。これからの恒電社に合う人、合わない人|恒電社の考え方

連載「恒電社の考え方」。株式会社恒電社 経営企画室 岩見啓明と、記事タイトル「採用担当の私が、正直に書く。これからの恒電社に合う人、合わない人」

候補者の方が、インターホンを押して笑顔で挨拶をしてくれたとき。または面接が終わり、ご帰宅される際に、「今日はありがとうございました」と頭を下げてくださるとき。

——採用担当として多くの面接を実施してきましたが、正直に言うと、こういう瞬間のことはとてもよく覚えています。ご経歴やスキルのお話よりも、記憶に残っていることのほうが多いかもしれません。

はじめに|この記事を書いた理由

こんにちは!恒電社の経営企画室で、マーケティングと採用を担当している岩見です。このコラムでは、「これからの恒電社に合う人、合わない人」について、私の目線で書いてみます。

少しだけ自己紹介をさせてください。私はもともと、音楽の仕事を中心にフリーランスで働いていました。大学の同級生だった取締役の恒石陣汰さんとは、一緒にYouTubeを運営していた時期もあり、その縁で声をかけてもらって、2022年に恒電社に入りました(詳細は、過去の社員インタビューにも書いてあるのでよければご覧ください)。

最初の役割は、写真や動画などのクリエイティブをつくること。そこからマーケティングを軸に、お客様へのインタビューやお問い合わせへのご対応、商談の進捗管理、採用やオンボーディングの仕組みづくりまで、少しずつ関わる範囲が広がってきました。

経営企画室という部署の性格上、会社のいろいろな課題を解決するために、小さなものから大きなものまでプロジェクトを進めることもあります。部署をまたいで仕事をしているぶん、営業の現場も、工事の進み方も、事務の段取りも、面接の場も、比較的近くで見てきたほうだと思います。

ただ、最初にお断りしておきたいことがあります。私は経営者ではなく、一人の社員です。

ここに書くのは会社の公式な見解というより、「一社員として、今の恒電社をこう見ています」というお話です。そして、ここに書くことを、私自身が全部できているわけでもありません。そのことも先にお伝えしておきます。

それでも書こうと思ったのは、入社してから「思っていた会社と違った」となってしまうのが、ご本人にとっても、私たちにとっても、いちばん辛いことだからです。

良いところだけでなく、人によっては大変だと感じるところも含めて、できるだけそのまま書きます。

「合う人」は、会社の段階によって変わる

最初に、前提を一つ置かせてください。

どの会社においても「合う人」の特徴は、ずっと同じではないと考えています。会社が置かれている段階が変われば、求められる動き方も変わるからです。

恒電社は1992年、住宅の電気工事から始まった会社です。創業者である代表の恒石隆顕が先頭に立ち、現場も営業も自ら引っ張ってきました。2005年には元請けへの転換を決め、2013年には太陽光発電の工事に参入し、その後、法人のお客様を中心とした事業へと舵を切ってきました(当時の経緯は代表インタビューで本人が話しています)。

代表が先頭に立っていた頃は、その判断をすばやく、正確に形にしていく力が、何より大切だったのだと思います。少ない人数で大きな転換を乗り越えていくうえで、それがいちばんの正解だった。当時から会社を支えてきたメンバーがいたからこそ、今の恒電社があります。

そして今の恒電社は、「第二創業期」と呼べる段階にいます。代表が日々の現場や会議に立ち会うことは少なくなり、事業部やチームが自分たちで情報を集め、学び、意思決定をして、その結果に責任を持つことが求められるようになってきました。

会社の段階が変わると、求められる動き方も変わる。創業から事業の転換期は、代表が先頭に立ち現場も営業も引っ張る姿で、大切だったのは判断をすばやく正確に形にしていく力。第二創業期の今とこれからは、チームが自分たちで調べ、決めて、責任を持つ姿で、大切になるのは変化の中で今の最優先を見極める力。人の良し悪しではなく、会社の段階によって求められる動き方が変わる。

これは、どちらが良い・悪いという話ではありません。会社の段階が変わり、求められる動き方が変わった、という話です。10年、20年と恒電社を支えてきたメンバーは、こうした変化の中でも、確かな技術力やビジネススキルを軸に自分のあり方をしっかり示し続けています。

このコラムで書く「合う人・合わない人」は、あくまで今と、これからの恒電社についての話です。人としての良し悪しを決めつけるものではないことを、ご理解いただけたら嬉しいです。

昨日の正解が、今日の不正解になることもある

今の恒電社に合う人を一言で表すなら、私は「変化を楽しめる人」だと思っています。

恒電社は、ベンチャー気質のある会社です。組織の形が短期間でガラッと変わることもありますし、採用の方針が、ある出来事をきっかけに大きく舵を切ることもあります。大げさではなく、昨日の正解が今日の不正解になり、昨日の不正解が今日の正解になることがあります。

捉え方によっては、「振り回されている」と感じる場面もあると思います。私自身、戸惑ったことは何度もありました。

ただ、時間が経って振り返ると、経営の判断には、ほとんどの場合ちゃんとした理由がありました。その時点の私には見えていなかっただけ、ということがほとんどです。会社全体を見て、お客様や業界の動きを見て、何を優先すべきかを考えた結果として、方針が変わっている。そう気づいてから、変化の受け止め方が少しずつ変わってきました。

もちろん、毎回その理由まで分かる必要はないと思っています。まずは、「うちは変化の多い会社だから」と受け止めて、その変化を楽しめれば、それで十分です。

反対に、なかなか馴染みにくいのは、「昨日はこう言っていたのに」と前の決定に固執してしまう場合です。変化の多い環境では、前の決定にこだわるほど、自分もまわりも辛くなってしまいます。大切なのは、今の状況で、自分が最優先でやるべきことは何かを、その都度見極め直すことだと思います。

ちなみに、変化の多い会社だからこそ根づいた文化もあります。

決まったことを、オープンな場に記録として残す文化です。「この会議でこう決まりました」「このとき、こういう方針が示されました」ということを、全員が見られる場所に残しておく。最近入社したメンバーで、うまく変化に適応している人ほど、この習慣が身についているように感じます。

記録が残っていれば、言った・言わないで行き違うことが減りますし、方針が変わったときも、何が・なぜ変わったのかを全員で追いかけられます。その結果、社内の情報共有はかなり進んでいる会社だと思います。

現場の仕事にも、変化は届いている

ここまで読んで、「それは事務や営業の話では?」と思われた方もいるかもしれません。でも、変化は現場の仕事にも届いています。

数年前と今とでは、会社が力を入れる領域の比重も変わってきました。今は、工場やビルなどの高圧電気設備の工事に追い風が吹いていて、エンジニアリング事業部の仲間を増やしていこう、お引き受けできるエリアを広げていこう、という話が進んでいます。

まだ具体的にお話しできる段階ではありませんが、研修の場づくりや新しいエリアへの展開など、実際に動き出している構想もいくつもあります。

会社が大きくなっていく中で、もう一つ大きく変わってきているのが、安全管理体制です。大手の電気工事会社で豊富な経験を積んだ方にもご入社いただき、現在はその方を中心に、会社のルールや管理の体制が新しく整えられているところです。

正直に書くと、新しいルールが増えれば、「これまでやっていなかったのに、手間が増えた」と感じる場面もあります。その気持ちも、よく分かります。

それでも、電気という危険と隣り合わせの仕事をしている以上、会社が大きくなればなるほど、安全を一人ひとりの経験や注意だけに頼るわけにはいきません。全員が毎日、無事に家に帰るための変化だと、私は受け止めています。安全への取り組みは、安全大会のレポートでも紹介しています。

現場の仕事は、技術が土台です。その技術を軸にしながら、会社の変化を前向きに受け止められる方は、現場でも必ず力を発揮できると思います。

仕事を前向きに捉えられる人、人と話すのが好きな人

「変化を楽しめる」ことと根っこでつながっていますが、今の恒電社で活躍している人には、もう二つ共通点があると感じています。

一つは、根が明るく、仕事に前向きに向き合える人です。仕事を、単にお金を得るための労働として捉えるのではなく、自分を成長させる機会や、誰かの役に立つ機会として捉えられる人。これは恒電社に限った話ではないかもしれませんが、そういう人は、どこにいても活躍するのだと思います。

恒電社のミッションは「子どもたちが受け継ぐ“次代”を豊かにする。」です。ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を自分たちでつくったからか、「次の世代に良い社会を残したい」という思いを口にしたり、「この判断はMVVに沿っているか?」と会議で問いかけたりするメンバーが多いと感じます。

もう一つは、人とコミュニケーションを取ることが苦にならない人、むしろ好きな人です。

AIが目覚ましい勢いで進化していく中で、最後まで人の仕事として残っていくのは、人と向き合う仕事なのだと思っています。お客様のお困りごとを伺うことも、協力業者様と段取りを組むことも、社内で仲間と相談することも、すべて「人と接する仕事」です。

社内でも社外でも、そこを楽しめる人は、今も活躍していますし、これからも活躍していくと思います。取締役の恒石陣汰さんが書いた「ブルーカラービリオネアを生むのは、ホワイトカラーである」にも、現場で価値を生む仕事はAIには代われない、というお話が出てきます。

社員の姿で、私が心の底から「良いな」と思う場面があります。倉庫に大きな荷物が届くときや、緊急の対応で現場の人手がどうしても足りないとき。自分の担当でなくても、「私が行きますよ」と手が挙がるんです。お客様がお困りだと聞けば、まず駆けつける。そういう人が多いのは、この会社のいちばんの自慢だと思っています。

「それは私の仕事ではない」で止めると、困るのはお客様

ここからは、少し厳しいことを書きます。

今の恒電社に合わないかもしれないと感じるのは、自分の仕事を「ここまで」と決めて、そこから動かない方です。

ベンチャー気質のある会社なので、「これだけやっておけばいい」という仕事はほとんどありません。今月やった仕事が、来月も同じ形であるとも限りません。変わり続ける会社の中で、自分が今何をすべきかを、自分で考え続けることになります。

例えば、お客様から技術的なご質問が届いたとき。「技術のことは分からないので、技術者の〇〇さんが返信してください」と、そのまま渡してしまうこともできます。でも、自分で調べてみる、メーカーに問い合わせてみる、一度自分なりに回答案をつくってから技術者に確認をお願いする、という動き方もできます。

前者のように「それは〇〇さんの仕事でしょう」となってしまうと、仕事はそこで止まります。技術者は日中、工事現場にいることも多いからです。実際に、そうして物事が前に進まなくなってしまう場面を見たこともあります。そして、止まったときにいちばん困るのは、お客様です。

分からないことにぶつかったとき、どう動くか。お客様から技術的なご質問が届いたとき、「技術のことは分からないので」「それは〇〇さんの仕事です」と線を引いて止めると、仕事が止まり、困るのはお客様。自分で調べる、メーカーに聞いてみる、回答案をつくり技術者に確認をお願いするなど、分からなくても前に進めると、お客様のお困りごとが早く解決する。考える軸は、自分の担当範囲ではなく「お客様にとってベストか」。

だから大切なのは、自分の目線だけでなく、お客様の目線、一緒に働く仲間の目線、もっと言えば、日本の電気インフラを支えるという目線で、今の自分の動きを考えられるかだと思っています。そして、起きたことを誰かのせいにせず、自分にできることは何だったかを考えられるかどうかです。

……と書きましたが、これをいつも完璧にできている人は、ほとんどいないと思います。私自身も足りないところだらけです。電気設備の知識もまだまだですし、財務や会計、法律の知識もさらに身につけていかなければいけません。

それでも、そういう視点を持とうとしているか、その大切さを分かっているか。そこが、恒電社に合うかどうかの大きな分かれ目の一つになると感じています。

面接で見ているのは、スキルのもっと手前

では、面接で私たちが何を見ているのか。

もちろん、これまでのご経歴や、スキル・知識のお話も伺います。それぞれの職種で、最低限必要な資格や経験もあります。ただ、恒電社では、入社時点でのスキルや経験を、それほど重視していません。

それより手前にあるものを大切にしています。笑顔や明るさ、きちんと挨拶ができること。目の前にいる私たちに、リスペクトを持って接してくださること。冒頭に書いた、帰り際のひと言もそうです。どれも、人として当たり前のことばかりです。

面接で大切にしているのは、スキルのもっと手前。土台にあるのが人柄・リスペクト(挨拶、笑顔、目の前の相手への敬意)、その上に考え方(変化を楽しめるか、お客様の目線を持てるか)、いちばん上に経験・スキル(職種ごとに最低限必要なもの)。いちばん見ているのは、今いるメンバーと一緒にやっていけそうか。

なぜそこを大切にしているかというと、恒電社には、本当に“いい人”が多いからです。身内びいきに聞こえるかもしれませんが、採用担当として社内を見ていて、心からそう思います。だから面接では、この方なら、今いるメンバーとうまくやっていけそうか、という点をいちばんよく見ています。

陣汰さんが書いた「『まだ何も決まっていないんですけど』が、いちばんうれしい一言です」という記事の最後にも、ご一緒できたらうれしい方の姿が書かれています。

目の前の方の不安を自分のことのように感じられる方、失敗を隠さない方、初めての分野でも学び続けられる方。書き手は違っても、見ているところは同じなのだと感じます。採用サイトのマッチする人材像のページもあわせて読んでいただくと、より具体的にイメージしていただけると思います。

未経験から始める方へ

恒電社のメンバーの9割は、入社するまで電気の仕事をしたことがありませんでした。私もその一人で、電気のことは入社してから少しずつ覚えてきました(今も勉強中です)。

未経験で入社される方の受け入れ方も、今まさに形をつくっているところです。

例えば、これから入社する業界未経験のメンバーには、最初の数か月、内勤の部署を順番に経験してもらう予定です。会社がどんな事業をしていて、どんなお客様や協力業者様と一緒に仕事を進めているのかを知ってもらったうえで、現場に出てもらう。全体を知ってから自分の持ち場に入るほうが、変化の多い会社では動きやすいと考えたからです。

未経験で入社した方の受け入れの例。STEP1 最初の数か月をかけて内勤の部署を順番に経験する。STEP2 事業、お客様、協力業者様との仕事の進め方など、会社の全体像を知る。STEP3 全体を知ったうえで現場に出る。STEP4 配属後も学びながら、自分の持ち場で力を伸ばす。受け入れ方は一例で、職種やご経験によって異なる。

変化の多い会社と聞くと、「ハードワークで休みが取れないのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、ここは安心していただきたいところです。

年間休日は、事務職・技術職ともに120日以上あります。業界の特性上、お客様がお休みの土曜日や日曜日に工事をすることもありますが、そのぶんの代休もきちんと取られています。有給休暇も取りやすい雰囲気だと感じています。

私自身、年に1回ほど5日以上のまとまったお休みをいただいて、家族で旅行に出かけるのが楽しみの一つです。変化を楽しみながら、休むときはしっかり休む。そういう働き方ができる会社だと思っています。

迷ったら、一度お話を聞きに来てください

ここまで、「合う人・合わない人」について書いてきました。

読みながら、「自分は合うかもしれない」と思った方もいれば、「ちょっと違うかも」と感じた方もいると思います。でも、最初から全部に当てはまる人は、ほとんどいません。今いるメンバーも、私も、まだ途中です。

完璧な人を探しているわけではありません。変化を面白がれそうか。人と向き合うことを楽しめそうか。お客様のために、一歩踏み出せそうか。少しでも「そうありたい」と思っていただけたなら、それで十分だと思っています。

迷ったら、一度お話を聞きに来てください。いきなり選考というかたちでなくても、カジュアルにお話しする場や、職場見学も歓迎しています。

現在募集している職種は募集要項のページにまとめています。ご応募は、エントリーフォームからおこなえます。

カジュアル面談や職場見学をご希望の方は、エントリーフォームにその旨を書き添えていただければ大丈夫です。お会いできるのを、楽しみにしています!

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