INTERVIEW

社員インタビュー

大金 和暉 さん 施工管理(2024年入社)

「信頼される施工管理者になりたい」電気工事の現場スタッフから転身したからこそ感じる、プロジェクト管理のやりがいとは?

PROFILE
入社年
2024年
部署
エネルギーマネジメント事業部 施工管理チーム
略歴
再生可能エネルギー業界に可能性を見出し、前職である施工会社に入社。技術者として、自ら太陽光パネル等の発電システム工事を行うなか、恒電社に出会う。現在は、エネルギーマネジメント事業部にて施工管理を行う。

「恒電社は、年齢関係なくアイデアや思いつきをアウトプットしやすい会社。」「この環境で、信頼される施工管理者になりたい。」と語るのは、2024年8月に恒電社に入社したばかりの大金和暉。

エネルギーマネジメント事業部にて、自家消費型太陽光発電システムの施工管理を行う大金に、これまでの経歴や前職での話、入社の経緯、実際に働いてみて感じた会社の魅力・自らの成長やチャレンジしたいことについて聞いた。

努力が正当に評価される仕事がしたかった

現在の業務内容について

———まずは、簡単な自己紹介と、現在の業務内容について教えてください。

はい。私は現在25歳で、恒電社には2024年の8月に入社しました。入社してからちょうど半年経ったことになりますね。

現在は、エネルギーマネジメント事業部にて、施工管理担当として働いています。

日々の業務としては、現場での安全管理や品質管理、また工事全体のプロジェクト管理を担当しています。9割以上が埼玉県内の現場で、たまに千葉や茨城といった近隣県もありますが、長期出張は基本的にありません。

建設業界では長期出張がつきものというイメージがあるかもしれませんが、自分の時間がしっかり取れる、ありがたい働き方が出来ているなと感じています。

これまでのキャリアと「施工管理」職の魅力

そこで再就職を考えた際、再生可能エネルギーが今後ますます伸びていくと感じ、電気工事の仕事に興味を持ったんです。2023年の11月に太陽光発電などの施工を行う会社に転職することが出来ました。

ところが、実際に現場スタッフとして機器設備の設置や太陽光発電システムの施工に携わっていくと、私の体格では負担が大きい作業も多く、体を痛めることが増えてしまったんです。

電気工事そのものの奥深さや面白さは感じていながらも、継続は難しく、頭を悩ませているうちに「施工管理の立場で働きたい」という気持ちがうまれ、次第に強くなりました。

———施工管理のどんな点に魅力を感じたんですか?

“施工管理の魅力”というよりも、“施工管理者”として出会った蛎崎さんの存在が魅力的だったのかもしれません。

実は、前職で工事を担当した案件の元請け会社が恒電社だったんです。現場責任者だった蛎崎さんの、お客様や協力会社に対する姿勢を見ていて、あらゆる面で配慮が行き届いている方だと感動したのを覚えています。相手の気持ちを汲み取る力が非常に高いんですよ。

私も「誰かのために仕事をしたい」という気持ちが強くなり、そのお手本である蛎崎さんのような人と一緒に働きたいと思ったのが大きなきっかけです。

———つまり次の就職先として恒電社を選んだのも、蛎崎さんの影響が大きかったということですか?

その通りです。

———入社してからもその印象どおりでしたか?

はい、日常的に細やかな配慮を感じることが多いですね。

例えば、冬の朝に出社すると、社有車のフロントガラスが凍っていることがあるんですが、私が到着する前に蛎崎さんが温めておいてくれたことがあったんです。そういった気遣いを自慢することも一切ありません。

そんなことをされると、今度は自分も誰かに親切にしてあげようという気持ちになります。こうした優しさの連鎖が、チームがより生産的になれる良い相乗効果を生み出していると感じますね。

分からなかったらすぐ聞ける環境

———では次に、現在担当されている施工管理のお仕事についてお聞かせください。

現在は、太陽光発電案件をメインに担当しています。

図面の作成使用する材料の確認屋根上のパネル配置配線ルートの決定協力会社への説明お客様への施工方法の説明など、施工以外の管理業務全般を行っています。実際の材料手配は、カスタマーサポートチームという別の部署が担当されますが、私のほうで部材の型式や選定を行うこともあります。

———幅広い業務範囲ですね。

8月に入社したばかりということもあり、もちろん最初から一人で案件を任されていたわけではありません。OJTを経て、12月からは2件の案件を担当させていただいています。

OJT

———入社してから、施工管理として実際の案件を任されるまで、研修やOJTはどのように進んだのでしょうか?

研修は、ビジネススキル等の社内研修(OFF-JT)と、OJTを実施してもらったので、まずはOJTのお話をしますね。

入社してすぐのタイミングで、すでに工事が始まっていた現場に出向き、品質のチェックや不安全行動がないかなどを実地で学びました。前職が太陽光発電の現場施工だったので、作業の流れ自体はイメージしやすかったです。

ただプロジェクト管理も含めた、広義での「施工管理業務」はやはり未知の部分が多かったので、図面の書き方や単線結線図の理解は1から学ばせてもらいました。

学習方法としては、私自身が「まず自分でやってみて、分からないところを質問したい」という希望を伝えました。行き詰まったら蛎崎さんに聞くという流れです。

入社してすぐに、蛎崎さんから「人間だから忘れるのは当たり前。何度でも聞いていい。怒らないから」という言葉をもらって、安心して確認できるようになりましたね。

———それはすごく安心感がありますね。特に昔ながらの建設業界だと、「一度教えたことは二度聞くな」的な風潮が強いところもありますから、その言葉は心強いですね。

はい、実際「分からなかったらすぐ聞ける」という環境は、精神衛生的にもとてもありがたかったです。

社内研修制度

―――では、続いてOFF-JTについても聞かせていただけますか?

はい、入社後まもなく受講したのが、ビジネススキル研修です。

少人数で参加する研修で、パートナー企業である株式会社リノパートナーズの細木さんに実施していただきました。

本当に基礎的なビジネスマナーから、プロジェクトをスムーズに進めるためのスキルやノウハウなど、様々な内容を学びましたが、最も印象に残っているのは、伝える力の項目ですね。プレゼンテーションや、PREP法を用いた話し方の基本を学び直すことで、相手に伝わりやすい表現力が身につきつつあると感じています。

また、これは研修外ですが、前職までいわゆる現場仕事がほとんどだった私には、メール対応も一つの大きなハードルでした。前職までBtoBのやり取りがほとんどなく、最初は凄く時間をかけて文章を何度も見直していたのを思い出します。

諸先輩方のおかげで、今ではビジネスの言葉遣いや文構成にも慣れ、自信を持って送信できるようになったのは大きな成長だと思います。

自分の得意分野を活かして活躍できる

若手の活躍について

———次に、恒電社の風土や制度面などで「若手が活躍しやすい」と感じる部分があれば教えていただけますか?

恒電社は、年齢関係なくアイデアや思いつきをアウトプットしやすい会社だと感じています。そして、その案に対して前向きに進めようとしてくれる風土があります。

以前の職場だと提案しても上長どまりで、なかなか先に進まないことが多かったんです。恒電社では「こういうアイデアはどうですか?」と言うと、周りの方々が「良いね、それならこうしてみよう」と肯定的に受けとめ、発展させてくれます。

———具体的なエピソードがあれば教えてください。

まさに最近、私が「施工後のイメージをお客様に分かりやすく伝えるための、アプリやツールがあれば良いのでは」と提案しました。今それをどう実現するか、みんなで検討しているところです。

所属するエネマネ(エネルギーマネジメント事業部)だけでなく、経営企画室の方も加わって、形にしようと動いてくれているのは、とてもワクワクしますね。

———素晴らしいですね。大金さんは、もともとクリエイティブ領域やデザインにも興味があるとのことですね?

昔から美術や図工が好きで、趣味でステッカーや服をデザインしたりしていたんです。周りから「いいね」と言ってもらえることが多く、「自分にこういう才能があるかもしれない」と思いました。相手が何を求めているかをくみ取って、それを形にするのが得意かもしれません。

蛎崎さんの気配りを見て「誰かの気持ちを大切にする」姿勢が仕事にも通じると感じているので、自分のそうした感性を生かせる場面が多いのは嬉しいです。

———なるほど。仕事以外の面も含めて、恒電社という会社全体の魅力はどう感じていらっしゃいますか?

入社前も感じていたのですが、皆さんに“余裕”があるんですよね。

建設業界だと「常に時間に追われてピリピリしている」というイメージを持っていたのですが、恒電社の社員は忙しいときでも必要以上に慌ただしい印象がなく、「次はこれをやろう」という前向きさを常に感じます。

器の大きい人が集まっているのか、皆さんの雰囲気にゆとりがあり、働きやすさを実感しています。

———働きやすさといった観点で、他にも何か特筆できる点はありますか?

やはり施工管理なので、休日出勤が発生することもありますが、その分「いつ休むか」を個人で調整しやすいです。雨で現場が中断したタイミングで強制的に休まされる、というようなこともありません。

自分でスケジュールを組めるので助かります。

信頼される施工管理者になりたい

恒電社で活躍する人

———大金さんの考える、恒電社に合う人、恒電社で活躍する人とはどんな方ですか?

誰かのために行動して、相手の喜びや感動を、自分自身の喜びや感動に変えられる人だと思います。

手前味噌かもしれませんが、私は普段から、相手が求められるものが「1」だとしたら「2」返すことを心がけています。それは、その時に相手が見せる喜びを越えた驚きや、感動の表情が見たいからです。

恒電社に入社して、先輩方の働く姿勢を見ていると、皆さんそれを自然にされているなと感じる機会が多い。相手の発言から、その人が本質的に求めているものは何なのかを見抜き、先回りしてご提供する。

そんなビジネスパーソンに私もなりたいですし、それが出来る人は、恒電社で活躍できると思います。

現場の職人さんから質問を受けたとき、その場で即答できないことがまだまだ多いんです。どうしても上司の蛎崎さんに確認を取らなければいけなくなる。でも、それでは職人さんから見て「まだ知識が足りないのかな」と思われるかもしれない。

自分の判断で迷いなく対応できるように、資格取得や勉強を重ねていきたいです。蛎崎さんと同じくらいのレベルになり、2人で分担して動けるようになれば、会社の強みにもなると思っています。

———大金さん、本日はありがとうございました。

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