INTERVIEW

社員インタビュー

板橋 宏輔 さん 法人営業(2020年入社)

「地球環境への貢献を実感できる仕事はないか?」その答えが現職。

PROFILE
入社年
2022年
部署
エネルギーマネジメント事業部 営業職
略歴
前職は太陽光パネルメーカー。営業職として多数の発電所の開発に携わる傍ら、個人・法人の起業家向けにセミナー講師を務めるなどの経験を積む。恒電社に参画後は、法人のお客様に自家消費型太陽光発電システムをご提案する。

エネルギーマネジメント事業部|板橋 宏輔

現在の業務内容について

―――現在担当している業務内容を教えてください。

EM(エネルギーマネジメント)事業部で法人営業を担当しています。

お客様の工場や会社ビル、倉庫などに適した「自家消費型太陽光発電システム」を設計し、経営者や担当者の方にご提案します。

屋根の材質や面積はもちろん、建物内で使用する電気量など多くの変数によって、ご提案内容は異なります。個別の案件ごとに丁寧に設計を行い、お客様のニーズに沿った提案を行うよう心がけています。

―――仕事の中で特に面白みを感じる点や、やりがいを感じる点はどこですか?

この仕事の面白さは、提案内容に自分の考えを組み込んで、お客様にご提案できることだと思っています。

先ほどお話したとおり、恒電社のEM事業部では営業担当者自身が設計を行い、提案を行います。

投資回収年数、電気料金の削減、脱炭素経営、従業員満足度の向上など、お客様によって重要視される点が違うので、どんなシステムを設計するかが営業担当の腕の見せ所なんです。

もちろん自分だけで解決できないときは、心強いチームメンバーの力を借りています。営業チームはまだまだ少人数ですが、様々なバックグラウンドを持つ仲間が在席しており、一人一人の能力が高い“少数精鋭”であると感じています。

そんなメンバーに相談しながら、提案の質をブラッシュアップしていき、お客様に心から納得していただくご提案が行えた時に、すごくやりがいを感じますね。

前職について

―――板橋さんのバックグラウンド前職について教えていただけますか?

太陽光パネルのメーカーで営業をしていました。恒電社では珍しい、同業界からの転職組です。(笑)

その会社はメーカーではありながら、EPC*事業も行っていて、太陽光パネルを販売するだけでなく、太陽光発電所の建設も手がけていました。

EPC
Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の略。
設計・調達・建設の工程を一貫して引き受ける事業で恒電社のEM事業部もこれにあたる。

私は主にBtoBを中心とした営業活動を行なっていましたが、個人投資家からも「太陽光発電所に投資したい」というご依頼が多くあったため、一時期はBtoB・BtoCの両方の営業を担当していました。

あとは、投資家向けのセミナーを開催して、講師として登壇することもありましたね。

——ご自身もセミナーに登壇されていたのですね。セミナーではどのような内容を取り扱っていたのでしょうか?

「全量買取制度など国の制度について」「太陽光発電への投資によって得られるメリットについて」「私たちが販売している発電所について」の3つの軸でお話しすることが多かったです。

当たり前ですが、講師として事前知識をお持ちでない参加者の方に、分かりやすく説明するためには、自分自身が太陽光発電に詳しくないといけません。

技術面だけでなく、法律や制度についても理解しておく必要があったので、休日にも本やニュースをチェックしたり、積極的にセミナーに参加して知識を深めたりするようにしていました。

——当時の経験で、今の仕事に活きていることはありますか?

太陽光発電にまつわる知識や経験はもちろんですが、あえて言うならば人との出会いでしょうか。

この業界は広いようで狭いので、同業種、異業種関わらず様々な方と出会い、話をするなかで、多くのことを吸収することができました。そういった環境に恵まれていたことに、非常に感謝しています。

太陽光発電・再エネ業界との出会い

―――そもそも太陽光発電の業界に興味を持った時期や、入ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか?

太陽光発電の業界に入るきっかけとなったのは、人材コンサルティングの方からのご紹介でした。

当時、FITが開始されて3年目を迎えるタイミングで、太陽光・再エネ業界が大きな盛り上がりを見せていたこともあり、興味を持ちましたね。ですので、太陽光発電の業界歴は10年以上となります。

———前職からの転職を考えたのはなぜですか?

一言でいうと、直接的に子どもたちの未来のために働きたいと思ったからです。

もちろん前職でも、再生可能エネルギーの普及という意味において、少なからず地球環境に貢献できていたのかもしれません。それでも当時は、働く意味や意義をより強く求めるようになっていきました。

———そのような心境の変化は、なぜ起こったのでしょうか?

震災後に福島県に訪問する機会があったんです。その時に「帰宅困難地域」に指定された地区の道路脇に、ズラーっと土嚢が積まれている光景を見ました。

それらは原発事故で汚染された土だと聞かされ、電気に関わる人間として、エネルギーの安全性の重要さを痛烈に感じたんです。

さらに印象的だったのは、同じ日に静かな場所で見た桜の木です。

綺麗事のように聞こえてしまうかもしれませんが、静寂に包まれた環境の中で、力強く咲く桜の木を見かけたときに「何か地球環境への貢献を実感できる仕事ができないか?」と、ふと思ったんです。

それをきっかけに、直接的に“CO2の削減”に関与できる仕事に就きたいと思うようになりました。

あとは、子どもが生まれたのも大きかったかもしれないですね。

ちょっと大げさな話になるんですが、子どもたちが将来大人になったときに私は彼に何を残してあげられるか?を具体的に考えるようになりました。

未来の子どもたちにバトンを渡すという意味でも、より直接的に“CO2削減”に貢献ができる仕事に就くことを決意して、転職を真剣に考え始めました。

恒電社に入社したきっかけ/ 決め手

―――恒電社に入社したきっかけについても教えてください。

以前、私の知人が恒電社で働いていたんです。

その知人に転職を決意したことを伝えると、代表の恒石さんを紹介してくれて、その後面接させて頂いたという流れです。

それと実は、入社する前に恒電社の本社に訪れたこともありました。(笑)

2020年の初頭、コロナウイルスの流行でマスクが不足する時期がありましたよね。前職の会社は太陽光パネルを取り扱っていたことから、中国企業との関係が非常に密接だったので、マスクを輸入することが出来たんです。

ちょうどその時、伊奈町の子どもたちへのマスクの寄付を希望していた恒電社からお問い合わせをいただき、マスクを提供しました。

こちらからお届けしようとしたところ「子どもたちに、いち早くマスクを寄付したい」という思いから代表の恒石さんが、自らトラックを運転して弊社まで取りに来てくれました。

私は、代表自らが取りにくることに驚く一方で、恒石さんの意気込みに感動しましたね。

恒電社に入社したのは2022年の4月ですが、恒電社を知った当時から非常に良い印象を持っています。

恒電社の営業職として

働いているうえで大事にしていること/ 気を付けていること

———営業として仕事をする上で、ご自身の強みをどう捉えていますか?

「丁寧な仕事」ですかね。

正直、私は営業職に向いていないと思っているんです。「人懐っこさ」というか、グイグイと人の懐に入って、気に入られるのが得意じゃない。

でも、だからこそ「準備のための準備をきちんとする」「細かいところまで注意を払ってご提案する」「お客様に不安を与えないよう丁寧できめ細かい仕事をする」など、日々心がけています。

時間をかけた準備と丁寧な対応が、商品を提供する際の顧客満足度にも繋がると考えています。

お客様の話を真剣に聞き、一つ一つ丁寧にご説明・ご提案することが私の強みです。

———そんな板橋さんの考える優秀な営業職とは、どんな人でしょうか?また、そうなるために必要な行動や思考についても考えを聞かせてください。

私の考える優秀な営業職は「何かあれば、まずこの人に聞いてみよう」と頼りに思われる人ですね。

その意味でも、人の懐にスッと入って、信頼関係を構築できる人は強いと思います。それを初対面、かつ老若男女問わずに出来てしまう人は尚更ですね。

ただ、愛嬌があるだけでは「頼りになる」とはいえません。それよりも重要なのは、知識が豊富で、相手の求める対応をスピーディーに行えるか、だと思います。

懐にスッと入る技術は簡単に真似できるものではありませんが、お客様からの信頼をコツコツと積み上げる行動は意識的にとることができます。

業界内だけでなく、社会全体の状況把握を欠かさずに行い、その知識をひけらかすのではなく、適切なタイミングでお伝えする。

そういった行動の積み重ねが、いざという時に「あの人なら知っているかもしれない、聞いてみよう」と思ってもらえる状態を作り出すと思います。

今後について

———これから、恒電社でやっていきたいことはありますか?

営業職として、プレーヤーとして活躍し続けたいと思っていますが、視座を高くする為にも経営に関わる様々な勉強をしていきたいです。

商談させていただくお相手も経営層の方が多いですし、目の前のお客様の悩みを本質的に理解できると、プレーヤーとして、もう一段上にいけるのではないかとイメージしています。

———ありがとうございます。最後に、恒電社はどんな人に向いていると思うか教えてください。

一つの事をコツコツやるよりも、色々なことをマルチに出来る人、それが苦にならない人が向いていると思います。

主に大企業など、分業制が確立されている会社も多いと思いますが、恒電社ではそうではない。むしろそうしないことがこの会社の強みで、社員それぞれがマルチに活躍して、スキルを伸ばしている気がします。

そういったチャレンジングな環境を、前向きに捉えていける人が向いていると思います。

———板橋さん、ありがとうございました!

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