PARTNER'S VOICE
パートナーからの声
「家族」と「社員」、そして「社員のご家族」を大事にする会社です。
埼玉県に本社を置き、関東圏を中心に約90か所の営業所を構える新明電材株式会社。
さいたま市に本社を構え、電線・ケーブルを始めとする、様々な電材の卸売業を展開する同社は、電気設備工事や、太陽光発電設備工事に不可欠な部材を提供する形で、恒電社と長年取引をしているパートナー企業である。
今回は、四半世紀以上にわたって恒電社を担当している営業課課長の大塚 勲様に、恒電社の魅力や特徴についてお話を伺った。大塚様の視点から見た恒電社の信頼性や強み、さらには恒電社に合う人材像についても詳細に語っていただいたインタビューを是非ご覧いただきたい。
「恒電社さんは大きく変わられた。」
恒電社との出会い
――― まず、新明電材様の事業内容と大塚様のお仕事内容についてお聞かせください。
私たち新明電材は、メーカーと電気工事業者、エンドユーザーを結ぶ架け橋となる“電材卸売業”を行っています。
その中で私は営業職として、電気工事店様や町の電気屋さん向けに部材や商材を提供しています。新明電材は創業60年を超える老舗企業で、町場の小さな商店から始まりましたが、今でもそのスタンスは変わらず、地域密着型の事業を続けています。
――― 恒電社との出会いはどのようなものでしたか?
恒電社さんとの関係は、私が新明電材に入社して1年ほど経った頃に始まりました。入社したのが27年前ですので、もう26年間ほどのお付き合いですね。
当時、先輩の営業マンから恒電社さんを引き継ぎ、それ以来、長年お世話になっています。
―――最初の印象を覚えていますか?
はい。一言でいうと「元気な会社」という感じでしたね。
皆さん明るくて、いつでも気さくに話しかけてくださいますし、仕事以外の部分でも仲良くさせていただいて、毎回営業に行くのが楽しみでした。
当時は恒石社長も現場に出ていたので、事務所に戻るのは夜遅くになることも少なくありませんでしたが、きっと疲れているはずなのに常にバイタリティに溢れていて、一緒にいて楽しい方でした。
恒電社の変化
――― 恒電社と関わる中で、変化を感じる点はありますか?
恒電社さんは大きく変わられたと思います。
昔は主に電気工事の下請けとして、建設会社の協力業者として働いていらっしゃいましたが、今ではエネルギーマネジメントや自社提案型の事業にシフトしています。
下請け依存から脱却し、各企業から直接お仕事を請ける「元請けスタイル」を確立させられる電気工事屋さんは少ないです。今後も自らの強みを活かしながら成長されるのだろうなと、勝手ながら思っています。
――― 現在30社ほどの企業をご担当されていると伺っていますが、恒電社以外で同様のビジネスモデルチェンジをしている会社さんは少ないのでしょうか?
少ないというか、ないですね。一般的に電気工事業は、建築業の一部に分類されるので、どうしても建築業者さんからの下請け構造から脱却しづらい側面があります。
元請けの都合に合わせて予算や工期を考え、工事を行うと、どうしても無理をしなくてはいけない部分が出て来てしまいます。ところが、恒電社さんは自分たちで取引先を創出し、提案を行い、工事を請ける。このスタイルが最もお客様にも喜ばれますし、とてもやりがいのあるビジネスモデルを築き上げられたのだと感じます。
一方で、変わっていないところも多くありますよ。
――― 変わっていないのは、どんなところでしょうか?
出会って間もない頃、恒石さんに「一番大切にしているものは何ですか?」とお尋ねしたことがあるんです。
「家族」と「社員」そして「社員のご家族」と仰っていました。
決してお金持ちになりたいわけではなく、周りの人のために働く姿勢は今でも変わっていないと思います。
――― それを実感された具体的なエピソードがあれば教えてください。
ご回答としては「いつも。」なんですが、例えば社員さんが結婚される時や、社員のお子さんが進学される際に「そこまでやるの?」と思うほど一生懸命に準備されて、お祝いされているのを見てきました。
あとはコロナ前でしたけれども、社員さんのご家族も招待して、食事会を開催したり、その場でお子様にはプレゼントを渡したりしていましたね。嘘偽りなく、社員さんと社員さんのご家族を大切にされているんだなと感じたことを思い出します。
そういった想いや哲学が根幹にあって、会社の成長とともに、より社員の幸せや働きやすさを意識した経営スタイルへと進化させていく。先ほども申し上げましたが、昔は現場に積極的に出ていた職人気質のリーダーが、今では経営に重きを置き、社員やその家族を大切にする意識を会社全体に浸透させているのではないでしょうか。
「皆さん入社される時は、良い意味で『普通の人』。」
――― 他の電気工事店と比べた際に、恒電社の特徴は何でしょうか?
元請けのビジネスモデルについては、先程お話したので割愛しますね。
少し抽象的ですが、「活気」の部分でも、恒電社さんは非常に特徴的で、他の電気工事店とは異なる雰囲気を持っています。
まず、社員さんのコミュニケーションが非常に活発で、明るい社風が特徴的だなと思います。営業に行くたびに社員の方々が積極的に話しかけてくれ、仕事の話だけでなく、日常の雑談なども交えながら信頼関係を築ける会社だと思います。
また、仕事への真摯な姿勢と、顧客との関係を大切にしている点が、恒電社さんの大きな強みです。
社員の特徴・雰囲気
――― 恒電社の社員の特徴について、どのように感じられますか?
私は26年間、新たに入ってこられる社員さん全員を見てきたと思っているので、誤解を恐れずに言いますが、皆さん入社される時は、良い意味で「普通の人」という印象です。
「普通」をかみ砕くと、威張らずに真面目に仕事に取り組むと言いますか、とにかく誠実で、努力を惜しまない人ばかりです。ゆえに、入社してからの成長が顕著で、結果として、優れたスキルを身に付け、業務に邁進していらっしゃるように感じます。
逆に入社時から、何かにすごく秀でている人は少ないかもしれませんね。周りの「当たり前」の基準が高いので、自分に対して厳しく努力し続けている姿勢は共通しているように見受けられます。
―――時代によって社員は入れ替わっていると思いますが、いつの時代にも共通する要素と捉えて良いのでしょうか?
そうですね。もちろんそういう人を採用している部分もあると思いますが、それだけではなく、会社に入られて恒電社さんのポリシー・信条に触れていくなかで、おのずと皆さん影響を受けていらっしゃるのかもしれませんね。
恒電社に合う人材像
――― 大塚さんから見て、恒電社に合わない人の特徴としては、どのような点が挙げられますか?
指示待ちで、組織に依存しすぎるタイプの人は合わないかもしれません。
恒電社さんはビジョンに向かってまだ発展途中の会社であり、これからも成長されていく企業だと思っています。そのため、自ら考え行動できる人が求められています。与えられた環境でただ仕事をこなすだけの人には、少し厳しいかもしれません。
――― では、恒電社に合う人材像については、どのようにお考えですか?
必ずしも、入社時点で「こうなりたい!」と具体的なイメージがなくても良いと思います。ただ、自分の未来を真剣に考え、努力を惜しまない人。恒電社さんに合うのはそんな人だと思います。
電気工事のスキルや知識にも向き不向きがあるかもしれませんし、営業や他の職種においても、求められる素養は様々だと思いますが、自分の可能性を信じて挑戦する意志があれば、恒電社で成功する道は開けるでしょうね。
――― 大塚様、本日は貴重なお話をありがとうございました!今後ともよろしくお願い申し上げます。