INTERVIEW

社員インタビュー

岩見 啓明 さん マーケティング/人事(採用)(2022年入社)

「どの組織も少数精鋭にならざるを得ない。」マーケティングと採用の担当として、大切にしていることは?

PROFILE
入社年
2022年
部署
経営企画室 マーケティングチーム/採用担当
略歴
前職はWebメディアの編集者。恒電社に参画後はマーケティングに従事し、現在は採用全般も担当している。2023年に二等無人航空機操縦士(ドローン)資格を取得。

「『少数精鋭』を目指す恒電社は、楽なことばかりではない。しかし、一人ひとりの成長に期待し、互いのチャレンジを応援する文化は、本当に素晴らしいと思います。」そう語るのは、2022年より経営企画室でマーケティングに携わってきた岩見。

2024年からは採用制度の抜本的見直しを会社に提案し、マーケティング業務の傍ら、少人数のチームで急速に体系化を進めてきた。

全くの異業種から電気・再エネ業界へと転身し、挑戦を続けている岩見の経歴と、恒電社で働くこと、この先の展望について聞いた。

経営企画室 マーケティングチーム/採用担当|岩見 啓明

現在の業務内容について

―――現在の業務内容について教えてください。

現在は、主にマーケティングと採用を兼任して担当しています。

マーケティング領域では、導入事例やコラムなど記事の執筆と編集、広告、セミナーなど各施策の企画・運営などを行っています。

各施策において、基本的にチームで動きますが、私個人としては写真や動画などのクリエイティブ制作も担当させて頂いています。2023年にドローンの国家資格(二等無人航空機操縦士)も取得したので、空撮も出来るようになりました。

採用領域においては、課題の分析から採用戦略の立案、選考プロセスの見直し、オンボーディングプログラムの構築などを行ってきました。

経営企画室は業務の範囲が非常に広い部署なので、入社以来、時期や事業戦略に応じて様々な役割を担わせていただいています。

――― 日々の業務の中でやりがいを感じる点はどこですか?

抽象的なんですが、「誰かが喜んでくれた時」ですね。

善し悪しは置いておいて、ここ10年くらいで、世の中を大きく変えるよりも、周りの人を幸せにしたいと思うようになりました。

その点「マーケティング」や「採用」の担当は、企業活動において黒子的な存在で、アウトプットに対する成果も1日2日では見えないし、下手すると3年、5年かかるかもしれない。

誰かに喜んでもらえる機会が限られているからこそ、その少ない機会を自助努力でどう増やすか、1回をいかに最大化させるかが、自分にとっては重要なんです。

―――誰かが喜んでくれたのを実感するのは、具体的にはどんな時ですか?

例えば、導入事例インタビューは良い例ですね。

私たちのチームでは、インタビューに応じてくれたお客様を第一に考えて、記事を制作することを信条としています。

太陽光発電や電気設備工事に関することだけではなく、お客様の経営哲学や、事業への想いに焦点を当てて記事を制作することで、微力ながらお客様の企業価値向上に貢献する。

そして、感謝のお言葉を頂けたときはチーム全員頬が緩みますね。

もちろんこの施策には、自社の実績を世に出して、新規顧客を獲得する狙いがあります。SEOの観点でも、ブランディングの意味においてもです。

それでも、どうしたらお客様が「インタビューを受けて良かった」と思ってくれるか、この視点を忘れずに、文章の機微に気をつけ、写真、サムネイルのクオリティを高めることを心がけています。

「成長」は楽しい。

異業種からの転職

―――恒電社に入社したきっかけを教えてください。

実は、私の上長でもある恒石陣汰さんが大学の同級生なんです。

在学中はそれほど話したこともありませんでしたが、卒業後フリーランスで仕事をしていた私に陣汰さんが声をかけてくれて、2020年頃から一緒にYouTubeを運営してました。

その後、恒電社も大きな変革期を迎えている最中に「力を貸してくれないか」と誘って頂いて、2022年に入社に至りましたね。

―――そうだったんですね。フリーランス時代は何をされていたんですか?

音楽業界で働いていました。

CMや映画の音楽を作曲したり、アーティストの楽曲を編曲したり、養成所で音楽理論を教えたり、音楽専門のWebメディアで編集者をしたり、とにかく仕事があれば何でもやってました。(笑)

――― 全くの異業種からの転職ですね。入社後のギャップも相当あったんではないでしょうか?

個人事業主とサラリーマンのギャップは凄かったですが、業務内容においては、経験していたことも多々あったので、一概には言えませんね。

例えば、記事の編集はメディア在籍時に行っていましたし、広告の運用やクリエイティブの制作にも様々な場面で携わってきました。

違いがあったとすれば、それまではBtoCの施策がほとんどだったので、BtoBマーケティングの考え方や戦略に馴染むのには苦労しました。それでも、陣汰さん、HARAFUJIの原澤さんのおかげで、何とかここまでやってこれています。

大事にしていること

―――働いているうえで大事にしていることはありますか?

2つ思い浮かびます。

「期待を遥かに超える」「常に、頭一つ分の背伸びをする」です。

まず「期待を遥かに超える」は、私の入社時より打ち出されていたチームの行動指針の一つです。

期待を越えるのは“当たり前”で、重要なのは“遥かに”の部分。しかし、これを継続的に行うのは簡単ではありません。誰しも険しい道と楽な道があると、楽な道を選んでしまいがちだと思うし、私は特にその典型的な人間です。(笑)

だからこそ、仕事中は言い聞かせるように、自分やチームのアウトプットに対して「これは期待を遥かに超えられているか?」と自問自答しています。

本当に毎回、期待を遥かに超えられているか顧みると、少々歯切れの悪い回答になってしまいますが、「期待を遥かに超える」ことを意識するだけで、間違いなく日々の行動に変化は生まれていると思います。

―――「常に、頭一つ分の背伸びをする」についても聞かせてください。

これは、大学時代の恩師が常々仰っていた言葉です。

今の自分が出来ることをやっても面白くない。今の自分がちょっと背伸びして達成できる挑戦もつまらない。どうせ行動するなら「“頭一つ分”背伸びする」。

頑張って、頑張って、ようやく到達できる目標を掲げて、それに向かって自分を成長させようという意味だと解釈しています。

―――どちらも、自己成長を促す言葉ですね。

そうですね。ただ明確にしておきたいのは、私は「成長」は人にとって目的ではないと考えています。

家族の幸せのため、お金のため、大義のため、何でも良いんですが「成長」はあくまでも手段であり、目的が明確であればあるほど、頑張れると思うんです。

私にとってはそれが楽しいからですね。「力ついた~」と思える瞬間が楽しいから頑張ってます(笑)。

本質的な目的とゴールを見極める。そして、コミット。

優秀なマーケターとは?

―――岩見さんの考える優秀なマーケターとは、どのような人ですか?

いつでも、本質的な目的とゴールを見極められる人だと思います。

「根拠をもとに、論理立てて結論を出せる」「数字を細かく分析して、次の施策を考えられる」など、優秀なマーケターの要素を細かく出すときりがありません。

しかし、それらを可能にするには、いつでも根本的な目的に立ち戻って、ゴールを見定め、そこまでの道筋を引くことが必要になってきます。

特に恒電社のマーケティング分野においては、経営にも通ずるコンセプチュアル(抽象的)な議論も頻繁に行いますし、本当に泥臭く各施策のKPIを追うこともあります。

いつでも複数のカスケードを行き来し、今どのレイヤーにおける何の議論をしているのか、適切に整理して考えられる人は「優秀なマーケター」と呼べるのではないでしょうか。

―――そのようなマーケターになるために必要な行動や思考は何など考えますか?

「コミットメント」これに尽きると思います。言い換えるならば「達成に対する執着」とかですかね。

先ほどお話したとおり、私自身はBtoBマーケティングに携わってまだ2年ほどです。そのため、まだまだ自分を優秀なマーケターだとは考えていません。しかしながら、たった2年で人は大きく変われるんだと、自ら実感しているのも事実です。

それは、まぎれもなく一緒に働いている陣汰さんと、HARAFUJIの原澤さんのおかげです。二人はそれぞれ会社の取締役でもありますし、いつも経営的な視点で物事を見ています。

その上で、誰よりも長く、熱く働くんですよ。自らたくさん手も動かしますし、足も動かします。

根本にあるのはMVVの実現で、そのために各事業部やチームが存在している。陣汰さんと原澤さんは自分たちの存在意義を最大限果たすために、今何が出来るのか、常に自問自答する姿勢が本当にすごいと思っています。

一緒に2年間お仕事させてもらえていることは、私にとって大きな財産です。今後は、自分も彼らに尊敬されるようにならなければいけないと考えています。

今後について

恒電社でやっていきたいこと

―――この先、伸ばしていきたいご自身の能力や挑戦したいことはありますか?

個人的にはマネジメント能力を高めることと、経営的な視点、特にファイナンス領域の知識をもっと身につけたいと考えています。ビジネスパーソンとして、この先の社会で活躍するためには、どちらも不可欠な要素だと思うんですよ。

恒電社は、以前から「少数精鋭」部隊を目指すと掲げています。それゆえに、楽なことばかりではありませんが、一人ひとりの成長に期待し、互いのチャレンジを応援する文化は、一社員ながら素晴らしいと思います。

もっというと、これからの時代はどの組織も少数精鋭にならざるを得ない。そう思っているんです。

私は、恒電社に誘ってくれた陣汰さんや、代表の恒石さんに感謝していますし、この会社を持続可能な形で成長させていきたい。そのためには、自分より若い世代の育成が何よりも重要だし、彼らのマネジメントを担うのは私自身です。

今出来ることだけではなく、より多くの視点を身に着けて、次の世代の恒電社の核となるメンバーと共に成長していきたいですね。

恒電社に向いている人

―――それでは最後に、恒電社はどんな人に向いていると思いますか?

「優秀なマーケター」の回答と被ってしまうんですが、やはりゴールを自分で見定めて、その達成のための手段を考えられる人だと思います。行動するのは大前提で。

もちろん、最初からそんなことが出来る人はごくわずかでしょうし、自分も日々反省の毎日です。しかし、指示された仕事をこなし続けるだけの人は、恒電社では活躍できないかもしれませんね。

経営層の意向、それを受けた事業部の方針、各チームに求められている動きを考えて、自分が取るべき行動を取る。木を見て、森を見て、また木を見て…そんな働き方が出来る人はマッチすると思います。

―――岩見さん、今日はありがとうございました!

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